家族の言い分と介護の制度　〜有料老人ホーム相談所　エレファ〜 ｜ 10年先の未来を考える介護屋さんエレファ

こんばんは！！

最近、有料老人ホームについてのご相談を聴く機会が増えてます。

頼っていただけること、とってもありがたいです。

嬉しいですが、話を聴いてると少し悲しくなる時があります。

本日、聴いたご相談もそんな感じでした。

そんなご相談内容は・・・

今、母は施設に入っています。

施設でのケアに疑問を感じることが多く

母の認知症状がどんどん進んでいく気がします。

転居を考えてましたが、母の住所地が私たちと違うから

どの施設に相談しても、話を聴いてもらえません。

どうしたら良いのかわかりません。

うーん・・・

これは切ない。

相談してくれた方からしか話を聴いていないので、

お母さんの状況を詳しく理解したわけではありません。

でもご家族が、ケアに疑問を感じている事は確かです。

認知症という病気と今までと環境が変わった事で

お母さんから表出される症状に変化が出るのは仕方ない事かなと思います。

今の施設もしっかりご家族とコミニュケーションを取る事で

ご家族が不安に思う気持ちを和らげることができたのでは？

また転居の相談を受けた施設も

もっと幅広い介護保険の知識があれば

ご家族の話を親身に聴けたのでは？

いろいろな疑問で頭の中がグルグルです。

介護保険を利用してケアを受けたいって思っている人にとって

今の介護保険制度は僕たちのような介護に携わる人たちが

思っている以上に複雑でわかりにくいものとなっています。

僕らにとって常識でも、初めて介護に触れる人には

とっても理解し難いルールです。

やっぱり僕の仕事は必要だ。

今日もそんな実感させてもらいました。

悲しい思いもしたけど、必要とされている実感もした。

複雑だけど、今日も昨日よりちょっといい日って思うようにしよう！！

それではまた！！