情けは人のためならず④
今日は昨日の「親切」と「介護」の考え方は似ているを受けて、「介護」の考え方を書いていきます。
そのためにまずは「介護のはじまり」を知ってもらおうと思います。
まず「介護」はいつ、どのタイミングから始まるのでしょうか?
介護保険を申請した時から?
認知症の診断を受けていろんな事が覚えられなくなった時から?
うーん。
確かにいつから始まるかとはなかなかにして決めにくいですね。
僕はいつも職員研修などをするときには以下のように定義して話しています。
介護の始まりは「普通の生活」を送るために支援が必要になったときから。
基準となるのは、いつもその人個人の普通の生活を基準にします。
例えば、加齢により出来ていたことが出来なくなってしまったり、脳こうそくだったり認知症だったりの影響でできないことが増えたり…。
その時に他者から支援があれば「普通の生活」を送ることができる。
これが介護のはじまりであり、介護の本質になります。
本人の持つ「普通の生活」の基準があって、それに対して足りない部分を補うことで今までと同様の生活が出来るように支援することなんです。
読み返してみてちょっとややこしいと思いましたが大事な部分です。
明日は具体例を出してもう少し掘り下げて説明しようと思います。
今日もしっかり昨日よりちょっといい日実感できました。
それではまた!!
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