情けは人のためならず⑨
具体的に数字と目標に取り入れることで、なんとなく「尺度」の共有が出来たような介護の目標。
でもまだまだ問題があるよーというのが昨日のおさらいです。
50m歩けるようになることが目標
歩けるようにリハビリなどを提供する側も、頑張る本人も「尺度」がはっきりしたことで、達成したときに意見が食い違うことは減りました。
でもなんか違う…。
!!
「~なんのために」が抜けている!!
手段が目的になってしまっていたのです。
50m歩けるというのはあくまで「~のために」を達成する手段であって、目的ではなかったのです。
手段が目的になってしまうのは良くある話です。
皆さんの仕事でもそういう時ありませんか?
僕もちょくちょくあるので、気を付けてます。
本当はその歩けるようになった状態を使って生活のどの部分を向上させるかを考えないといけないのに、50m歩くことを目的にしてしまった。
今思うとすごく当たり前でなんでそうなってしまっていたのかと考えてしまうほどですが、きっと介護と関わるとよく耳にする「ADL」という用語がそうさせていたような。
ADLが出てくると、たいていセットで出てくるQOL。
せっかくだし明日はちょっと道をそれてADLとQOLとはなんぞやを書きます。
将来どこかで介護と関わることも皆さんあるかと思いますので、知っておくのはそんなに損じゃないかと思いますので…。
今日はちょっと施設見学をさせてもらったりしていろいろ気づきがありました。
もちろん昨日よりちょっといい日になりました。
それではまた!!
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